停電に備えて

最近よく耳にする「「線状降水帯」、あちこちで被害が広がっていますよね。

地震や台風など災害は突然やってきます。そして、そんな時に停電が起こってしまうと、普段から電気機器に頼って生活している私たちは非常に困ることになります。また、停電により思わぬ事故が起こってしまうこともあります。日ごろから停電に備えておくことで、いざという時に、焦らず落ち着いた行動を取れるようにしましょう。

停電が起こったら

・地震の時の停電

まずは電化製品からの出火を防ぐために、使用している電気機器の電源をオフにし、プラグをコンセントから抜きましょう。特に熱を出すアイロンやドライヤーなどの機器は危険です。復旧した後の漏電にも気を付けましょう。

・台風の時の停電

台風は風が強いため電線が切れたりアンテナが飛ばされたりなどの停電が起こります。近くに飛びやすいものを置かないようにし、アンテナが固定されているかの確認もしておきましょう。

また、川の氾濫などで水かさが増し水害が起こることもあります。水につかった電気機器は漏電が起きたり、火災の元になったりしやすいため、安全の確認をしたうえで使用するようにしましょう。

停電に備えるために必要なもの

近年、停電になって何日も復旧しないというようなことも起きています。そんなときのために日頃から備蓄しておきたいものをご紹介します。

・食料/飲料水

災害の時にまず必要になるのは食料や水です。停電とは関係ないと思われるかもしれませんが、冷蔵庫が動かないと食材は保存もききませんし、オール電化の家では調理もできません。マンションなどの集合住宅では水のくみ上げが動かなくなる場合もありますので水も必ず貯えておいたほうが良いでしょう。

・照明

昼間は大丈夫ですが、夜になると真っ暗になってしまうため照明が必要です。懐中電灯やLEDのランタンは太陽光や手動で充電できるものも多く売られていますので、用意しておきましょう。ろうそくは、地震の時に火災の原因となる場合もあるため注意しましょう。

・暑さ寒さ対策グッズ

冷暖房器具が使えないため、暑さや寒さへの対策グッズも用意しておくと良いです。最近では、電池で動くハンディファンや、小型の扇風機などが良く売られています。塩飴など塩分を取れるものと水も大切です。冬は、カセット式ストーブがあれば安心ですが、カイロなど身近に用意できるものから揃えておきましょう。

・ラジオ

災害時には現在の被害状況や支援の確認など、情報収集が不可欠ですが、そのための機器としてテレビは使用できません。そんなときには電池式のラジオを一つ用意しておくと良いでしょう。実は、スマートフォンでもアプリでラジオを聴くことは可能です。携帯電話会社によっては非常時に回線が使えることもあるので、スマートフォンのモバイルバッテリーがあると便利で安心です。

・ポータブル電源

先ほど、スマートフォンにモバイルバッテリーがあると便利で安心であるとしましたが、さらに便利なのがポータブル電源です。これが一つあれば、災害時の停電でもより安心して過ごすことができます。電気機器を使用することもできますし、スマートフォンなどの充電もできます。また、太陽光で充電できるタイプのポータブル電源であれば、昼間のうちに充電しておくこともでき、何日か停電が続いても問題ありません。被害がひどく避難所や車で過ごすことになったとしてもどこでも使えるので持ち出すこともできます。

災害が起これば停電が起こる確率は高いため、私たちは常に備えておくことが必要です。特に水や食料は必ず人数分確保しておき、非常持ち出し袋などに入れておくといいです。停電の場合、特にポータブル電源が活躍します。ゴイク電池では、ソーラー充電も可能なポータブル電源を販売しております。災害時にあると安心なポータブル電源をこの機会に備えておきませんか。ご興味のある方はぜひショップページをご覧ください。


「電力需給ひっ迫警報」は3月23日午前11時に解除されましたが、地震の影響で運転を停止している発電所のうち福島県の広野火力発電所の6号機は復旧にはおよそ1か月かかる見通しなので、電力需給はすぐにひっ迫しかねない状況で今後も節電対策は必要ですね。

そこで、家庭でできる節電対策をご紹介します。

弊社はポータブル電源の販売はこちらから → ここ


❶エアコン暖房の設定温度は20度が目安、冷房の目安は28度です。 オンの際はルーバーを下向きにしましょう。

❷フィルターは月に1,2回は掃除をしましょう。効き目が違いますよ。

❸室外機の周りには物を置かないようにして、空気の通り道を確保しましょう。

❹サーキュレーターなどを使って、室内に空気を循環させましょう。

❺お湯を沸かして湿度を上げましょう。湿度が上がると体感温度も上がります。

❻出かけるときは直前ではなく、早めにスイッチを切るようにしましょう。

❼カーテンで窓からの熱の出入りを防ごう

室内では、ひざ掛けや、羽織るものを一枚プラスすることをお勧めします。

また、家族それぞれの部屋で暖房を使わず、リビングに集まって過ごすことも節電につながります。家族のコミュニケーションアップにもなりますよね。

①エアコンのルーバーは下向きがオススメ! 
暖かい空気が床から天井へと向かうことで、部屋全体を早く暖めることができます。

夏の冷房時の温度設定を1℃高くすると約13%(約70W)の消費電力の削減になり、冬の暖房時の温度設定を1℃低くすると約10%の消費電力の削減になります。

②フィルターの掃除はこまめに
2週間に一度は、フィルターの掃除をしましょう。
フィルターが目詰まりしているエアコンでは冷暖房の効果が下がり、無駄な電気を使います。冷房時で約4%、暖房時で約6%の消費電力の削減になります。

③室外機の周りに物を置かない
室外機の吹出口に物を置くと、冷暖房の効果が下がります。

④空気の循環
扇風機やサーキュレーターを併用すれば、夏は風が体にあたると涼しく感じ、逆に冬は暖まった空気を循環させることができます。

⑤湿度調節
空気が乾燥すると寒く感じやすくなります。室内に洗濯物を干すことでも加湿器代わりになりますよ。

⑥タイマーを上手に使う
必要な場所で必要な時だけ使いましょう。

⑦カーテンを活用しよう
夏は日照を遮るほか、冷房の冷気が逃げるのを防ぎ、冬は室内の暖気を閉じ込め、外気が入るのを防ぎます。
厚手のカーテンや床まで届く長いカーテンの他、断熱シートなどを使うことをおすすめします。